勉強を頑張っている方へウォーキングをお勧めする理由

こんにちは。ECCベストワン藤沢校の川崎です。
ウォーキングというと、ついダイエットを連想してしまう私ですが、実はストレス解消や脳トレの効果があることが証明されているそうです。
勉強に悪いはずがありませんね!
今日はウォーキングの効果についてご紹介します。是非勉強に生かしてください!
ストレス解消にウォーキング!
以前のブログ
において、ベストワン藤沢校の学校長も「ウォーキングは息抜きとしてお勧め」だと言っていますが、本当に良いらしいです。
理由は、脳内のセロトニン濃度が高まるから。
脳内の神経伝達物質であるセロトニンは、不足すると、不安やイライラ、鬱屈した気持ちが大きくなるそうです。ところが、ウォーキングなどのリズム運動を始めると、5分ほどでセロトニン濃度が高まり、20〜30分でピークに達するのだそうです。
引用元:あたまナビ
「息抜きは基本的に何でもよい」のですが、ブルーライトを浴びながらゲームをするよりは、歩いてセロトニン濃度を上げる方が良さそうですね。
記憶力アップにウォーキング!
米ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)のカーク・エリクソン(Kirk Erickson)教授らが2012年にある研究結果を発表しました。この研究では、平均年齢が60代半ばの120人の男女を、「ストレッチだけをしたグループ」と「1週間3回、各40分の速いウォーキングを行ったグループ」とに分け、観察しました。すると、ストレッチだけのグループは1年後に海馬の容量が約1.4%減少したのに対し、ウォーキングを行ったグループでは海馬の容量が約2%増加し、記憶テストの結果が良くなったということです。
引用元:三菱電機FA羅針盤
海馬とは
脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官
これは学生さんにも朗報ですね。
運動をすると、海馬の「脳由来神経栄養因子(BDNF)」が活発になり、これが記憶力に大きく影響するのだそうです。
ひらめき問題にウォーキング!
脳トレでも有名な脳科学者で諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀氏は、同大学の教授らと共に、学生などに脳画像装置を付けて有酸素運動をしたそうです。すると、クイズに解答するのと同じように、脳の前頭葉の働きが活発になることを突き止めたそうです。
引用元:ウォーキングで若返る脳
有酸素運動には、水泳やジョギングなどもありますが、ウォーキングは手軽に始められていいですね。
クイズに正解したときのように脳が活性するということは、ひらめき問題に合っていると思います。
他にも「歩くとクリエイティブになる」という報告があります。以下、英語ですが、よかったら読んでみてください!
Stanford study finds walking improves creativity
学校長からひと言
ウォーキングとカタカナで言うと、ちょっとおしゃれですが。。。
スタンフォード大学の研究者らの実験によると、ウォーキング自体が脳の状態に好影響を及ぼすようで、必ずしも外のキレイな景色だとか雰囲気とかが必要だということではないようです。実験では、何のとりえもない壁に面したルームランナーに乗ってウォーキングするだけの人と外でウォーキングした人とで創造性の度合いを計るテストに違いは現れなかったようです。時間に余裕のある人は、外に出て景色やハプニングを楽しんでもいいでしょう。時間のない人は、無理に外出支度などしないでもいいようです。室内で気になる映像を見ながらでも、「歩いて」みましょう。と、いうこの研究の段取りも、研究者が歩いた後にひらめいたようです。
あのApple社のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)もFacebookのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)もだいぶ歩いていたみたいですよ。なんだか説得力がありますね。
さらに以前のブログ
にも書きましたが、米ミシガン州・アルビオン大学の研究者たちが2011年に行った研究結果は以下の通りでした。
疲れているときのほうが創造力のエネルギーが20%も増える
彼らの分析によると、疲れてきた頭は注意散漫になり、色々な邪念が入ってくるからこそクリエイティブになるというのです。ひらめき問題の正解率が高いそうです。
休憩または息抜きにウォーキングをした後は、「ひらめき問題」と「暗記」が向いてそうですね。
是非参考にしてみてください。
具体的な計画に迷った方は、是非ご相談ください。