「そろそろうちの子も塾に入れないと」と思ってはみても、どの塾が自分の子供に合っているかを見極めるのは難しいものです。
お子さんが入塾を強く希望していて、「この塾に行きたい!」という場合はスムーズですが、なかなかそうはいかないようです。
お子さんが入塾に乗り気じゃないときは、親として「塾に行くとどんな良いことがあるか」を分かりやすく説明したいものです。
今回の記事では、塾のメリットと塾の選び方をご紹介したいと思います。
塾のメリット
塾のメリットはやはり以下の3つだと思います。
① 予習・復習で成績が上がる
予習・復習のどちらに重点を置くかは塾によって異なりますが、ほとんどの塾で予習と復習の両方をやります。
塾で予習をすると
→ 学校の授業が復習になります。
塾で復習をすると
→ すでに三度目の学習になるため内容が定着します。
これを繰り返すことで、当然成績が上がるというわけです。
予習・復習を自分の意志で自宅で行うのは、相当大変です。
これを塾に任せることができるので、大きなメリットと言えるでしょう。
② 学習習慣がつく
特に中学生になると部活に入る子が多く、また同時に定期テストが始まります。つまり部活と勉強の両立が課題になりますね。
こういうとき、塾での授業が生活の一部になれば学習習慣がつきます。
塾では宿題も出ますので、自宅での学習時間も取らなければならなくなります。
また、塾では「宿題をしてきているか」、「確認テストの成績は上がっているか」、「どこが弱点なのか」なども分析、管理してくれます。
これはまさに塾のメリットと言えるでしょう。
③ 受験対策ができる
中学受験、高校受験、大学受験の対策は、やはり塾に頼るのが一番だと思います。
塾では受験の情報収集を常にしています。さらにお子さんたちの学校の成績と塾の成績の両方を把握しています。
これらをベースに、志望校を一緒に考え、学習計画を立ててくれるのが塾です。
また、塾の先生は、社会人もいますが現役大学生もいます。彼らから最新のデータや経験談を聞いて安心する生徒さんも少なくありません。
保護者の方より、学校の先生より、的確な答えを教えてくれる場合があります。
塾の選び方
次は塾の選び方です。
まずは、お子さんが個別指導に向いているのか、それとも集団に向いているのかを判断するとよいと思います。
ほかにはサポート体制、講師、自宅からの距離、そして費用も大切な判断材料です。
個別?それとも集団?
まずは個別指導塾にするか、集団塾にするかを決めると、だいぶ絞られます。
それぞれに向いている人、またメリットとデメリットをご紹介します。
集団塾
👍こんな人にオススメ
- 友だちと切磋琢磨しながら勉強したい
- 大きな自習室でたくさんの人が勉強している環境の方が頑張れる
- 周りに人がいても分からないことがあれば質問できる
- 有名校専門のコースに入りたい
メリット
- 有名なカリスマ講師がいる場合がある
- 個別指導塾に比べて費用が安い
- 生徒が多いため、過去のデータが豊富である
- 大手の場合送迎サービスがある
デメリット
- 分からないことを聞きにくい
- 振替クラスがない場合がある
- 宿題が多すぎて付いていけず脱落する子が多い
- 上のクラスに優秀な講師が集まりやすい
家庭教師
👍こんな人にオススメ
- 塾が遠いため通塾が大変
- 習い事や部活などが忙しくて時間がない
- 勉強が苦手なので基礎からしっかり学びたい
- まわりに人がいると勉強に集中できない
メリット
- 生徒の要望に合わせて授業を進めることができる
- スケジュールは生徒と先生の都合だけで決められる
- 自宅学習の習慣がつく
- 先生と保護者間のコミュニケーションが取れる
デメリット
- 一般的に料金が高い
- 自宅学習の習慣はつくが、それ以上一人で勉強しない場合が多い
- 自宅でリラックスしているため緊張感に欠ける
個別指導塾
👍こんな人にオススメ
- 同じ教科でも苦手な分野を多めに指導してもらいたい
- 定期テスト前には授業を増やしてほしい
- 夏期講習などの季節講習では部活のスケジュールに合わせてほしい
- 受験生になったら志望校に合わせた学習計画を立ててほしい
メリット
- 講師とのコミュニケーションが取りやすく、様々な相談ができる
- 定期テストや受験対策は一人ひとりに合わせてくれる
- 完全個別指導の場合は、生徒都合で授業の振替ができる
- 周辺の学校のデータが充実している
デメリット
- 競争心が育ちにくい
- 講師の経験が浅い学生講師が多い
以下のような特徴により選ばれています。
- 全国に約14,000拠点を持つ信頼のECCブランド
- 独自研修を受けた、元通塾生の強力な講師陣
- 保護者の方へのサポート
- 生徒へのサポート
- 1:2 or 1:1 個別指導
- 20点アップ 成績保証
- 逆算型 カリキュラム
- 予習型授業
- 自習スペース 完備
- 内申・入試対策
- 新型コロナ感染拡大防止対策
- 双方向 オンライン授業
- オンライン自習
サポート体制
個別指導塾か集団塾かの判断が終わったら、塾のサポート体制を確認してください。
注目してほしいのは以下の点です。
- 授業の振替は可能か
- 自習はいつでもできるか
- 自習の時に質問はできるか
- 生徒だけでなく保護者の相談も受けてくれるか
最後の保護者の相談については、面談の頻度だけでなく、どのような内容まで相談できるのか、また専門家としてどのくらいアドバイスをくれるのか知りたいところです。塾によっては、保護者の要望をきちんと聞き取ってくれます。その上で、生徒さんの生活面や学習面の細かいことについては、担任講師がアドバイスしたり、時には保護者の方と一緒に考えたりします。また志望校合格を見据えた長期的な学習計画については、専門のアドバイザーが保護者に提案する場合もあります。親子で安心して塾に通うためには、このようなサポート体制についてもしっかりチェックしてください。
※ECCベストワン藤沢校ではいつでも自習ができますが、オンライン自習も行っています。
講師
もちろん講師は塾を選ぶ上で非常に大事ですね。
教え方がうまい、経験、人柄、印象などありますが、どれを優先すればよいのでしょうか。
この答えは、授業を受ける生徒さんの性格や環境によると思います。
講師の経験、学歴などは、塾のホームページの「講師紹介」セクションを見ればある程度分かります。
でも最後に決め手となるのはやはり無料体験授業で受ける印象だと思います。
是非無料体験授業を受けて、お子さんに印象を聞いてみてください。
また親にとっては、もちろん「成績を上げてくれる人」が大事な要素ですね。
ですので、できれば入塾する前に担当の先生と会って話すことをお勧めします。
そして「成績を上げるためにどのような学習計画を立てるか」を聞いてみてください。
この時に、先生の熱心さ、どのくらい慣れているか、また子供を見る力がどのくらいあるかを感じることができると思います。
自宅からの距離
自宅からの距離も大事な要素です。
部活の帰りに塾に行くと、帰宅時間はどうしても遅くなります。
保護者の方が心配するのは当然です。
また週末や夏休みなどの長期休暇中は自宅から通うことも多いため、あまりに遠いとモチベーションが下がるかもしれません。
自宅と学校の間にあればベストです。
ただし、距離を優先させて、お子さんに合っていない塾を選ばないよう注意してください。
費用
最後にやはり費用が気になるところです。
家庭の負担になるような高い授業料では長く続けることができません。
まずは各塾のホームページやパンフレットから費用を確認してみてください。
料金を掲載していない塾もあるので、その場合はメールや電話、または無料体験授業の時に詳しく聞いてみましょう。
授業料以外にも、以下の点に注目してください。
- 入学金
入学金は学年によって違うこともあります。また入学金無料の場合もあります。 - キャンペーン
入学金無料キャンペーンはよくありますが、そのほか期間限定の「授業料割引キャンペーン」などを実施している塾もあります。 - 交通費
ベストは自宅から徒歩圏内ですね。徒歩圏内にお子さんに合う塾がない場合は、通学途中で定期券が使える場所にあれば通いやすいと思います。費用面だけでなく、学校からも自宅からも行きやすいので、授業のない日でも自習に行く気になります。そしてこれが成績アップにつながります。
ただし、「自宅からの距離」同様、費用を優先させてお子さんに合っていない塾を選ばないよう注意してください。
💡 併塾もありです!
例えば、お子さんには個別指導塾の方が合っているけれど、すべての科目を個別指導塾にすると費用が高くなってしまうという場合、併塾も検討してみましょう。
苦手科目を個別指導塾、苦手ではないけど予習・復習をきちんとしたい科目を集団塾にするのです。
個別指導塾の場合は生徒に合わせてスケジュールを組んでくれるので、テスト前だけは得意科目の授業も受けて、しっかりサポートしてもらうということも可能です。
詳しくは塾に相談してみてください。
ベストワン藤沢校は引き続きコロナ対策を実施中です。
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