春休みの学習 超簡単復習おしえます!

こんにちは。ECCベストワン藤沢校の川崎です。
今年は長い春休みになってしまいましたね。
遊びと学習、両方バランスよくできていますでしょうか?
学習面では、予習と復習、どちらを重視していますか?
春休みは特に予習よりも復習がお薦めです。
でも学年区切りのお休みなので
「終わったー!前の学年の復習はやりたくなーい!」
という生徒さんたちも多いようです。
しかし、新学年の最初をスムーズに快適に過ごすには、やっぱり復習が大事なのです。
理由はシンプル。
復習しないと忘れてしまうから
人間が覚えたことをどのくらいのスピードで忘れていくかについては「エビングハウスの忘却曲線」(Ebbinghaus Forgetting Curve)が有名です。ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが発表したものです。
これによると、20分後にはすでに58%しか覚えていないそうです。1か月後にはたったの21%。
しかし、よく調べてみると、何でもかんでもこのように忘れるわけではなさそうです。
この研究の対象になったのは
「子音・母音・子音」の3つのアルファベットから成り立つ無意味な音節(rit, pek, tasなど)
つまり、意味があって、それを理解しながらきちんと覚えた内容は覚えている可能性が高いです。
長く覚えておくための暗記についてはこちらをご覧ください。
そこで今日は、必要な箇所だけを対象にした超簡単復習手順をご紹介します。
超簡単な復習手順
「春休み長かったのに、復習しなかったな~」という人は、今からでも間に合います。是非やってみてください。全然面倒くさくないですよ。
①教科書の目次を見る
もちろん終わったばかりの学年の教科書ですね。その目次を見てください。
教科は全教科やれたら最高ですが、やはり数学(算数)と英語を優先させたいです。数学と英語は「積み上げ式」なので、新学期でつまずかないためにも是非復習しておきたい教科ですね。
②嫌いな項目を書き出す
目次を見ていると「ああ、これね」とか「ああ、これやったな」と感じる項目がずらりとあるはず。でも中には「うわ、これ苦手だったな~」、「マジでここ嫌いだった」という項目もありますよね。それらを全部リストアップしてください。メモ帳でも、スマホのメモ機能でもなんでもよいです。
③どうして嫌いかを考える
次は、感じるだけでなく、ちょっとだけ考えてみてください。
どうして嫌いなのか
理由は色々だと思いますが、最終的には分からなかったからではないでしょうか。
- 学校でやったときに、風邪で休んでいたら分からなくなった
- 最初から先生が何を言っているのか分からなかった
- 塾の先生にも聞いたはずだけどそれでも分からなかった
などですね。
④嫌いな項目だけ復習する
復習のターゲットが決まりました。上で書き出した嫌いな項目のみです。
嫌いなところを読み返したり、解説を読んだり、計算してみたりしてください。
すると、前回分からなかった部分が分かったりします。一度習った個所なので、意外とそういうことが起こるのです。
そうでない場合、また一人では復習しても理解できない場合は、新学期になってから是非先生に聞いてみてください。
または塾に通っている人は、塾の先生に相談してみてください。
その時に、嫌いになった理由も伝えてください。「塾の先生に聞いたけど分からなかった」という場合も遠慮しなくて大丈夫です。これは、塾の先生にとってもありがたいことなのです。
そうすれば、次からはもっと分かりやすく解説してくれると思いますよ。
予習はどの程度?
さて予習はどうしましょうか?
予習は、実はそんなに気合を入れなくても大丈夫です。
新しい学年のドリル、参考書などがある場合は、音読してみるとよいですよ。そして、読み方が分からない個所、意味が分からなくて引っかかる個所を調べてみてください。春からどんなことをやるのかが分かってきて、興味がわくかもしれません!
当校の学校長はもう少し予習を推しています。

「最初の授業から分からない…」
となると、意気消沈してしまいますので、予習も大切です。
ただし、予習が出来るためには、最低限今までの復習内容が必要なこともあります。
また、予習が出来るために必要な知識は復習しなければならないこともあります。
そのためのカリキュラム作りが大事です。
番外編
学習だけでなく、ストレス発散の遊びも大切ですよね。
ご家庭でのイースターパーティーはいかがでしょうか?
以下の記事にイースターエッグの作り方と遊び方をご紹介しています。
良かったら参考にしてください。